続・美容師で年収1000万円になるには?

最近、以前書いたエントリーの「美容師で年収1000万円になるには?」のPV数が伸びています。

http://barquelate.blogspot.jp/2014/05/1000.html

なんでかな~?と自分的に考えたのですが、それだけ向上心と志のある人が増えてきているのか?というポジティブな解釈で、今日は続編を書いてみます。

前回のエントリーを読み返して、すごく凄く大切なことを書き忘れていました。

それは、「店販」です。

美容師の技術売上げもさることながら、やっぱり大切だなと思うのが店販です。

それはなぜか?というと、美容師のシゴトは労働集約型産業といって、身体を使うので、どうしても上限が決まってしまうのと、肉体的な老化にはかなわないという弱点があります。


僕は、自分の収入のベースの売上げ作りは店販は望ましいと考えていて、その中でも耐久消費財ではなく、消耗品を中心にしたラインナップを意識的に行い、定期的に購入していただけるお客さまをいかに獲得するかに力を入れていった方が良いと考えています。

以前、訪問させていただいたMTGさんでもおっしゃっていましたが、当初プロージョンを美容室に取り扱ってもらおうとした時に、そんな高いもの誰も買わないよと、一蹴されたそうです。

これですね↓


その一方で、エステ業界に取扱い依頼をしたら、バンバン売れたそうです。

社内の会議で、その違いについて検討したところ、

エステはサロンケアも大切ですが、一番大切なのは日常のケアですよと、どのサロンでも言っているアドバイザー型だが、

美容室は、日頃どんなケアをしていようが、自分の技術で解決してあげますよ的な職人型の人が多いという違いに気づいたそうです。

今でこそいろんな美容室で取り扱っているMTG商品ですが、当初はいろんな苦労がありましたとお話し下さいました。


話しを戻しますが、今、美容業界もケアの重要性について認識が深まり始めた感じがします。

「健康な髪の毛は、健康な頭皮環境から」というお客さま側の理解度も増してきています。


人がオトナになるにつれて、アピアランスにおける髪の重要性と印象度の違いは、その時になって気づくものです。

だから、店販を売れ売れ!ではなく、プロの目線で何が必要なのかをきちんとジャッジしてあげる知識と、相手の立場で選択できる商品構成を持っていれば、どの美容師さんでも着実に店販を伸ばすこと、ひいては所得を増やすことは可能だな~と思います。

美容師で年収1000万円を取るには、管理職や特殊な専門スキル、高度な専門スキルだけでなく、ごく当たり前の美容師のシゴト・・・で叶えることができるんじゃないかというのが、最近の見解です。



最近、業種別の収入が発表されたみたいで、やっぱり低かったみたいですね。

サービス業の1時間当りの生産性が、5000円~7000円くらいをもとにビジネスを考えられているのに対し、その半分くらいが実情なんでしょうね。

業態開発をしにくかったり、メニューの差別化が難しいので、どうしても属人的な評価になりがちですが、今の状況を当たり前と考えずに、どんどんチャレンジしていきたいものです!

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