好きで選んだ仕事だからこそ、ビジネス感覚を身に付けた方が良いと思う。


最近、美容師だけに限りませんが、ファッションに関わる職業に関して、最近キラキラワークなんて言葉でメディアが報じます。

この言葉、メディアが使う上では、あまり好意的な表現では使っていません。

キラキラワーク=若者が興味を持ちそうな職業で労働搾取するような業界みたく言われますが、搾取することも搾取されることもおかしいことだと思います。

だって、人の成長が会社の未来を作るものだし、人がそれぞれの役割りを果たし、社会に貢献し、会社のみんなで分け前(収入)を増やすことが目的じゃないですか!


僕は、仕事を選ぶうえでは自分が好きなこと、興味のあることを職業選択の優先順位の上に持ってくることは別に悪いことではないと思っていますし、

むしろこれからは、自分の職業がITやIOT(インターネットに繋がったモノや機械)にとって代られ、仕事がなくなる可能性が大いにある時代の中で、〝好きを仕事に”という考え方は重要なファクターだと思っています。


ただ、キラキラワークを目指す若い人にアドバイスをするとしたら、自分のやったことの社会的価値を考えてみよう!とお伝えしたいです。

自分が好きなことだから・・・という言葉でごまかさないで、イヤなことも良いことも全てに於いてちゃんと向き合ったら良いのになと考えます。

美容師もネイリストもエステティシャンもアパレル販売も、成熟した日本市場の中でその職業を選んだ自分はどうあるべきか?を、熟慮するときなのかなと思いますし、

好きで選んだ仕事だから、ビジネス感覚も併せて身に付けてみたら良いのになと思います。

伸びている企業は、きっと普通に取り組んでいることだと思うしね。

僕の考えるビジネスとは、ものごとの全体を俯瞰で見る力、先々を見通す力だと思ってるし、経営とは投資だと思っています。


僕も他業界から入ってきた人間なので、こういう発言もどうなのかと思いますが、他業界のビジネス手法や考え方が少しずつ浸食してきているように思えます。

そういうノイズ的な情報が、かなり増えてきましたね。

だからこそ、毎日お客さまと向き合っている美容人の一人ひとりが少しだけビジネス的な頭を持っておくことで、お客さまとの本当に大切にしなくてはならない内面に対するアプローチを理解できるのでは?と思っています。

それが、この仕事の本質なんだと思います。


成熟し縮小しつつある日本市場ですが、海外にチャンスを求めるのも答えの一つだと思いますが、個人や会社単位で考えるのであれば、やりようはいくらでもあるのではないでしょうか?

「美」というもので、人を笑顔に幸せにする仕事なのだから。

キラキラワークという言葉をメディアが使ったときに、注目の素敵な仕事という意味で使ってもらえるようになりたいですね。

幹部育成のプログラム制作のお願いの帰り道に、田園調布の銀杏並木を歩きながら、こんなことを考えてみました。