メーカーになるのか?それとも下請けなのか?
最近、よく読ませてもらうようになったプールマガジン。
有名美容師さんが書き下ろす、美容のブログ集で、業界のトップランナーの生き方考え方に触れられる機会で、楽しく勉強させてもらっています。
その中で、〝集客〝という共通テーマで書かれていたので、自分なりの見解を。
最近、集客活動の社内分業化を考えるサロンさんが多くなってきたのか、集客という言葉がが独り歩きしているというか、しっくりこない感を感じる時があります。
ネット媒体経由のお客さんが増えてきたのもあり、工夫も減った気がします。
集客という言葉、ちょいと難しくて、
1、どんなお客さんを集めたいのか?=集客
2、お客さんが集まる○○=集客
3、お客さんを集める○○=集客
こんな意味合いがあるので、取り方によって全然おかしな方向に行っちゃいかねません・・・ToT
だいぶ話しがそれちゃったのですが・・
で、今まで出会った方々にご相談を受けるのが、集客にネット媒体をどう使えば良いのか?というものが多かったのですが、
そもそも論として、
媒体とは、
送り手のメッセージを受け手に伝達するただの媒介物な訳でして、
こんなお客さまに来ていただければ、うちでは喜んでいただけますよ!というメッセージを先ず作るべきなのです。
我満流に言っちゃうと、媒体とは拡声器みたいなものです。
アーーーーーーアーーーーー!
言いたいこと、発信したいことを拡散してくれるものなんです。
だから、拡散させたい内容が大事!
美容師さんに言いたいのは、どの媒体が効果的なのか?ということに心血を注ぐのではなく、自分が得意な技術、好きなスタイルが何なのか?自分がどんな人間なのか?どんな思いで美容師をやっているのか?
これをメッセージにしなくてはなりません。
よく使う例えですが、
同じ工場経営でも、(売れることが前提だけど)好きなものを作っているのがメーカーで、元請けの指示通りに製品を作るのが下請けだから、
あえてコマーシャルをするのであれば、メーカーじゃないと意味がないんじゃない?と思う訳です。
だから、オンラインでもオフラインでも媒体を使いたい美容師さんは、ぜひメーカーさんになってくださいね!
1、どんなお客さんを集めたいのか?を、スタイル写真などに落とし込み、2、集めたいお客さんが集まるような仕掛け・仕組みを作り、3、集めたい(来てもらいたい)お客さんを相手に仕事をしたい。
これが理想の集客なんじゃないかなと思う訳です。
単月の新規集客数も大切ですが、たまには自分の美容師人生としての集客設計を考えてみる機会もあってもいいかもです。